どうも、ながみやです!!
今日は、日本のピアノ調律師の市場規模は?について算出したいと思います。
目次
日本の調律師の市場規模は?
【回答】
日本のピアノ調律師の市場規模は740億円です。
どうやって計算するのか、というと、グランドピアノを所持している世帯数×客単価になります。
それぞれの数字は370万世帯、2万円となり、計算すると740億円になります。
具体的に考えると、10代以下の女性がいる世帯か?、家が金持ちか?で、ピアノ調律師の市場規模が変わってくると考えますので、場合分けをします。
①10代以下の女性がいる世帯&家が金持ち
10代以下の女性がいる世帯はピアノを習っている娘がいると考え、また金持ちであれば電子ピアノではなく、グランドピアノを購入すると考えます。
そうすると、10代以下の女性がいる世帯数×ピアノを習っている率×金持ちの割合×グランドピアノ率×ピアノの台数×客単価となり、それぞれの数字は370万世帯、50%、10%、100%、1台、2万円となり、計算すると37億円になります。
370万世帯は日本の人口のうち10代以下の女性の人数が750万人であり、2人姉妹の世帯と考えると370万世帯と考えます。
ピアノを習っている女性は金持ちの世帯の場合、二人に一人と考え50%と考えます。
グランドピアノ率は1000万円以上の金持ちであれば電子ピアノではなくグランドピアノを購入すると考え100%とおきます。
②10代以下の女性がいる世帯&一般家庭
計算式は、10代以下の女性がいる世帯数×ピアノを習っている率×一般家庭の割合×グランドピアノ率×ピアノの台数×客単価になり、それぞれの数字は370万世帯、20%、90%、20%、1台、2万円になり、計算すると30億円となります。
一般家庭ですと、ピアノを習うにしても月謝が1万円以上と高いので、どうしても習いたい子がいる世帯を考えると10人に2人くらいになると考えます。
③10代以上30代未満の女性がいる世帯&家が金持ち
音大に通っている方、プロのピアニストの方を考えます。
計算式は、10代以上から30代未満の女子の人数×音大に通っている及びプロピアニストの確率×グランドピアノの所持率×グランドピアノの所持数×客単価となります。
それぞれの数字は、1500万人、3%、100%、1台、2万円となり、計算すると90億円になります。
それぞれ足し合わせると、157億円になります。
検証
日本ピアノ調律師協会の会員数は約3000人とのことです。
調律師の方の給料は、年間の勤務日数×一日あたりの調律回数×客単価×0.7となり、それぞれの値は、240日、2回、2万円、0.7で計算すると、670万円となります。
規模は、3000人×670万円で、200億円になります。
200億円に対し、フェルミ推定で算定した157億円は近しい数字ではないかと考えます。
以上、ながみやでした!!