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自動車がなぜ売れないのか?その理由について説明【課題を明確化】

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自動車を売りたくても全然売れない。。。

 

 

それはなぜなのか?、についてまずは利用者の視点でまとめてみました。

 

考えてみると意外な気づきがありましたので紹介いたします。

 

賛否両論あるかもしれませんがご一読いただけますと幸いです。

 

自動車がなぜ売れないのか?

自動車が売れないのは、購入者がお金を持っていないことになります。

 

 

以下の通り、大きく3つの購入者の「不」があると思います。

・車の販売価格が高い

・保険加入や車検によるコスト増(ラーニングコストがかかる)

・運転事故によるリスクが大きい

 

車を購入するのにお金がかかること。これが答えかと考えます。

 

 

なぜかというと、貯金に回せる所得が減っていることが主な原因だと考えます。

 

 

日々の暮らしに精一杯な方ですと、貯金に回す余力もなく、都内暮らしにおいて生活必需品でもない自動車は必然的に優先順位が下がります。

 

 

更に、お金という点で自動車を維持するお金がかかってしまうのも一つあります。

 

 

例えば、車検や保険代が考えられます。年間で考えると、車検がある年は20万円くらいかかります。

 

 

田舎に住んでいるのであれば、車は生活に欠かせないツールになりますが、それでなければ金食い虫になってしまいます。

 

 

3つ目ですが運転によるリスクが大きいことと考えます。

 

これも運転事故による生存という点でリスクが考えられますが、事故を起こしてしまったときのお金のリスクもあると考えます。

 

保険があるとは言えど、何があるかわからない状況なので、そういった点でも考えられます。

他にどんな課題が潜んでいるのか?

売る側から見た課題は何なのか?、についても想像すると、課題が見えてきますので紹介します。

 

 

以下のとおりと考えました。

 

・ユーザー(特に,若者)の自動車における運転離れ

・自動車購入層の高齢化による買い替えの頻度低下(回転率が低い)

 

一つ目は若者の所得の低下が考えられます。

 

 

二つ目は高齢者が自ら運転することができなくなり、自動車を購入する市場が減った。

 

 

購入者の視点とやはり同じ理由として、所得の低下による自動車を購入することができないことが原因であると考えます。

 

 

売る側の視点で見た際に新たに分かった課題として、自動車購入層の高齢化による買い替え頻度の低下が考えられます。

 

 

かつては、自動車を持っていることがステータスと考えられている時代において、自動車が身近にあり自動車を所持することが当たり前になっていました。

 

 

しかし、自動車を運転するユーザーが年をとり運転が難しくなってきたことが考えられます。

 

 

したがって、そもそも自動車を購入するに至らないと考えました。

解決策

以下が解決につながるものと考えましたので示します。

・車の販売価格が高い

・自社設備をもたず,パーツ毎に生産を委託(固定費:減)

 ・管理コストの低減(アウトソース)

 ・必要以上の機能削減(原価,製造コスト削減)

・保険加入や車検によるコスト増(ラーニングコストがかかる)

期間を限定し保険費・車検費込みで販売

・運転事故によるリスクが大きい

高齢者への安全機能を手厚く

・ユーザー(特に,若者)の自動車における運転離れ

・若手に自動車による利便性や快適性を伝える動画作成(TVCMyoutubeなど)

 ・販売市場を変更。シェア自動車の事業者や,リース会社,車を活用したサービスの会社へのアプローチ

・自動車購入層の高齢化による買い替えの頻度低下(回転率が低い)

・利便性・安全性の向上を広告で伝え,買い替えを促す

 

(参考)ユーザー、メーカーの視点で考え分かったこと

 

<ユーザー>

・新車の価格が高い

・維持費がかかる(車検,駐車場代)

・田舎では生活必需品。

・海側だと塩害のため洗浄が不可欠

・都内だと電車やバスなどの交通インフラが発達しているので車がそこまで必要ない

・多くのメーカーから同じような車種が出ており,どれを購入したらよいか迷う

・修理費が高い

・事故の危険がある

・ガソリン代がかかる

・高速代金がかかる

・運転中に眠くなる

・荷物を沢山詰めることができるのでショッピングによい

・消耗品なので数年で価値が下がる

・古くなると交換用の部品が生産されず無い

・高速の渋滞にまきこまれて疲れる

・高齢者の事故が増えており,事故に巻き込まれる危険が増えるのではないか

・売却の手続きが面倒

・保険への加入によるコスト負担

・一回のミスが取返しのつかないことができる。

 

<メーカー>

・若者の車離れ

・高齢者による事故が多い

・セダン型の車が売れない

・シェアカーとしての需要は増加(所有者は低下)

・EVの台頭

・EVへのシフト

・都心では平均所得層には売れない。

・高所得者層は土地もあるので車を保有。利便性よりも趣味嗜好の高級車が売れる。

・ガソリン車はCO2を排出するため,ESG投資の観点から国及び投資家から厳しい評価

・海外労働力の人件費が増加し生産コストの増加

・関税が高い国による影響

・円高による海外での購入台数の低下

(現状は円安横ばい)

・今後,都心に人が偏る傾向から交通インフラの発達している都内では売れない

・世の中が人口減少の傾向から,自動車の利用者の総数は低下

・販売先がb to cからb to bに変化

・買い替える人が少ない。回転率の低下。

・高齢者のユーザーが多いので,高齢者はお金持ちなので,

高齢者の事故を防ぐような安全性能を向上させる機能を実装することが不可欠

・タクシー会社が車体を買い替えない

・外国人労働者への教育が難しい

 

まとめ

自動車を購入するのはなぜなのか?、ということについて色んな立場を想定し考えることで課題が見てきます。

 

 

自動車に限らず、サービスには必ず利用する目的があります。

 

 

これを理解し、そこの課題を探ることで、新たなプロダクトを考えるきっかけになるものと考えます。

 

 

今日はこのくらいにしたいと思います。

 

 

以上、ながみやでした!!

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